昨年の暮れ、日本中に悲しいニュースが流れました。はっぴいえんどやソロ活動を通して数々の名曲を生み出し、日本の音楽シーンに多大なる影響を与えた大滝詠一さんが、65歳という若さで亡くなられたのです。作曲家としてだけでなく、名曲「君は天然色」では“ウォール・オブ・サウンド”を作り上げるなど、レコーディングの面でも功績を残している彼に哀悼の意を表すため、本誌は16ページにわたる追悼特集を企画しました。世代を超えて愛されている大滝詠一作品は、永遠にその輝きを失わず、これからも聴き継がれていくでしょう。