サウンド・デザイナー

サウンド・デザイナー2018年4月号
2018年3月9日発売 定価:864円(税込)


バックナンバー

表紙

EQを知る。

多種多様なエフェクトを使えるのがDTMの楽しいところです。中でも特に使い倒すのが「EQ」ではないでしょうか? サウンドの魅力を引き出しつつ、気になる弱点は目立たなくし、時にはいらないところをバッサリとカットする。今月は、そんな便利なEQの使い方を特集します。しかもそれだけに留まらず、今注目の様々な製品を取り上げて、それらの特性の違いも徹底調査。さあ、EQについて詳しく知りましょう!

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ミュージシャン&エンジニア24人が告白! 私のお気に入りEQ


EQってそもそもどんなもの?

音楽を作ったり演奏をしていると、「EQ」というエフェクターに触れる機会が多いと思います。そのEQがどういった役割を持っていて、そしてどのような場面で使われているのかを紹介します。


EQは楽器だと僕は教わりました

3月14日にニューシングル「Dirty Talk」をリリースするw-inds.。本楽曲の制作を手掛けたボーカルの橘 慶太さんに、制作の経緯について聞くと共に、DAW上で駆使したEQのテクニックについて、詳しく教えてもらいました。


ニーヴサウンドが愛される理由

EQの話をする時に必ず登場するのが、名器として名高いニーヴ社の製品です。エンジニア集団のWAVE RIDERに所属している門垣良則さんにお話を聞き、“ニーヴサウンド”の魅力やEQ処理のポイントなどについて、詳しく教えてもらいました。


エンジニアが注目する最新EQのトレンド

毎年、EQの新製品が続々と発売されていますが、エンジニアはどのEQに注目しているのでしょうか? 滑川高広氏(MARUNI STUDIO)と米田 聖氏(studioMSR)のお2人に、ソフト/ハードそれぞれで、最近のEQの流行について語ってもらいました。


実際にEQをイジってみよう!

EQについての基礎知識や代表モデルを知ったところで、ここからは実際にEQを触ってみましょう。様々なタイプの製品がありますが、基本的には「FREQ」、「ゲイン」、「Q」という3つのパラメーターをイジって音を調整していきます。ここで紹介していることを覚えれば、音質を思い通りに変えられるようになります。


注目プラグインEQ、13モデル試奏


その他のコーナー

・「EQガールズ」 by ノッツ(EQの面白さをマンガで紹介)
・人気曲で見つけたEQ処理を分析
・ビンテージEQ SSLとAPIの魅力
・エンジニア遠藤淳也氏が注目ハードEQ4台のサウンドをチェック!
・音作りとミックスで役立つ パート別EQポイントを覚えよう
・「倍音構成」を知ればEQがもっとうまくなる
・ジャンルと題材曲で覚えるパート別オススメEQ設定法
 ①エド・シーラン「Perfect」
 ②Nulbarich「It's Who We Are」
 ③中田ヤスタカ「Crazy Crazy (feat. Charli XCX & Kyary Pamyu Pamyu)」
・大滝詠一のエンジニア吉田 保氏が語るEQの神髄


製品特集:約5年ぶりにバージョンアップ!

エイブルトンLive 10徹底研究

1つの画面上で直感的に作業を進めていける操作性の良さで、世界中の多くのアーティストに愛用されているDAWソフト「Live」が、約5年ぶりのアップデートを果たし、ついに待望の「Live 10」としてリリースされました。ダンスミュージック系のトラックメイカーからの支持が厚いソフトですが、ギターの音作りに欠かせないアンプシミュレーターが搭載されていたり、何と言っても操作がわかりやすいという点から、ロックやポップスを作りたいというDTMビギナーにもオススメのソフトと言えます。そのLiveの特徴とバージョン10で追加された新機能を紹介しましょう。


連載

●特選ミュージシャン
・Yogee New Waves
・Nulbarich
・マーティ・フリードマン
・ART-SCHOOL

●Private Studio File
・安田寿之

●宅録アイテムとことん調査隊
・サウンドクラフトUi24R
・コルグKONNECT

●注目製品/スクール情報
・エレクトロンDigitone
・アンテロープ・オーディオOrion Studio HD
・ユニバーサル・オーディオApollo Twin MKⅡ/ARROW

●DAW EXPRESS
・CUBASE PRO 9.5
・Studio One 3.5