サウンド・デザイナー

サウンド・デザイナー2018年5月号
2018年4月9日発売 定価:864円(税込)


バックナンバー

表紙

エレキギター録音大事典

最高のギタープレイを録音するには奏法の習得や演奏の上達が欠かせませんが、意外と見落としがちなのが、ギターの「録り音」のクオリティです。アンプシミュレーターが進化し、高音質なサウンドが手軽に手に入る昨今でも、プロギタリスト達はよりリアルなサウンドを求めて日々研究を重ねています。本特集では多くのプロに研究の成果を取材し、最新の録音事情を徹底解明。曲に合うギターやアンプの選び方から、音質を向上させる機材とノウハウ、そしてギターを録るのに適した環境の作り方までを見ていきましょう。

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ギターレコーディングの今


プロのギター録音環境&テク拝見

角松敏生/神田ジョン[PENGUIN RESEARCH]/ZENTA/みきとP/SYU[GALNERYUS]/弓木英梨乃


シミュレーターでは出せないアンプ録音の魅力

SCANDALやYUI、三代目J Soul Brothersなどのチャートを賑わせる数々の楽曲にギタリスト/プロデューサーとして携わるオダクラユウ氏。それらの曲で聴けるギターの多くは、氏の自宅スタジオで録られたものだそうです。様々な録音法を試した末に行き着いたという、アンプ録音の魅力を聞きました。


アンプシミュレーターの音作りを極める

DTMを楽しむギタリストにとって、ギターの音作りは最も気を遣い、かつこだわりたい部分ではないでしょうか。ここではポジティブ・グリッドの「BIAS AMP 2」を例にして、アンプシミュレーターでのサウンドメイクの仕方を解説していきます。「ステップ1」と「ステップ2」は他のアンプシミュレーターやマルチエフェクターでも実践できるノウハウなので、ぜひ音作りをする際の参考にしてみてください。


マイク選びとマイキングでギターサウンドを作り込もう

エフェクターやアンプでの音作りも大切ですが、「マイク選び」と「マイキング」でも録れる音は大きく変わってきます。それはアンプシミュレーターを使う場合も同じで、ここを間違えてしまうと、せっかく最高の音で演奏しても、それがうまく収録されない場合が出てきます。そういった事故を避けるためにも、マイク選びとマイキングは重要です。


ミヤ(MUCC)が語るケンパーのプロファイリングの魅力

最近、プロギタリストの間では、本物のアンプやキャビネットなどの特性を「プロファイリング」し、そのファイルを本体に読み込んで使用するタイプのアンプが流行っています。その代表がケンパーの製品です。ケンパーをライブなどで使っているMUCCのミヤさんに、プロファイリングについて聞きました。


その他のコーナー

・注目のギター録音アイテム試奏【アンプ編】 by 足立祐二(デッド・エンド)
・ギターの音をブラッシュアップする録音後のMIXテク
・“あの名盤”のギターサウンドをアナログ系プラグインで再現
・[ALEXANDROS]のギターテックに聞く録音現場での仕事術
・注目のギター録音アイテム試奏【DI編】by 野村大輔
・注目のギター録音アイテム試奏【ロードボックス編】by ZENTA
・エレキギターを快適に鳴らせるレコーディング環境の整え方


連載

●特選ミュージシャン
・MONKEY MAJIK
・Bentham
・UQiYO

●Private Studio File
・安田寿之

●宅録アイテムとことん調査隊
・コルグprologue 16
・sEエレクトロニクスsE2200
・ローランドR-07
・ゴールデン・エイジ・プロジェクトPre-73 Jr

●注目製品/セミナー/スクール情報
・ユニバーサル・オーディオARROW
・ソニックアカデミーサロン

●DAW EXPRESS
・CUBASE PRO 9.5
・Studio One 3.5